トマトの成分に脂肪燃焼効果があると2月10日に発表、報道されて以来、トマトジュースが爆発的に売れて品薄状態に陥っているようです。学術発表の中身は「トマトに中性脂肪を減らす成分が含まれている」でしたが、これをメディアが「トマトはメタボ予防に効果あり」と言い換えて煽ったことでブームに火がつきました。しかし、トマトジュースの過剰な摂取は塩分の過多につながりますし、メタボの発症機構はきわめて複雑であって、トマトを摂取したから万事よしという単純な話ではありません。医学的な効用は眉唾物でしょう。過去に似たような事例として、寒天、納豆、ココア、にがり、バナナなどが一時的に持て囃されましたが、いずれも明確な効果を示すことなく消え去っていきました。ある種の食べ物や栄養素が健康に良いと “過大に” 評価し信奉することを「フードファディズム(food faddism)」といいます。ファドは英語で「のめり込む」という意味です。
2012年2月24日
2012年1月4日
インフルエンザの感染予防対策
インフルエンザの流行の中心となるのは15歳以下の小児です。保育園・幼稚園・学校などの集団生活施設で集団発生し、家族を通して地域全体に広がっていきます。インフルエンザにかかると重症化しやすい高齢者や乳幼児や基礎疾患を持つ人を守るために、そして地域における流行や蔓延を抑えるために、小児の集団生活における感染対策はきわめて重要です。
2011年9月11日
放射線の最新情報 ~大和市域を中心に~ (10月11日に情報を追加しました)
東日本大震災から半年が経ちました。被害に遭われた方々に、衷心よりお見舞いを申し上げます。同時に起こった福島第一原発事故の影響は今なお深刻です。しかし、回復の兆しも見え始めています。現時点で判明している放射線の情報を皆様にお伝えいたします。主な情報源は「日本保健物理学会」「日本原子力学会」「放射線から子どもの命を守る」等です。
2011年9月1日
ワクチンで子宮頸癌を予防する(改訂第二版)
ワクチンは感染症を予防するばかりでなく、癌(がん)の発症防止にも役立っています。ここに紹介する「2価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(サーバリックス)」は、女性の子宮頸癌を予防する画期的なワクチンです。
2011年8月1日
2011年7月24日
メディアと上手に付き合おう
現代の子どもたちは、テレビ、ビデオ・DVD、携帯電話、インターネット、携帯用ゲームなど、多種多様のメディアに取り囲まれて育っています。メディアは便利である反面、子どもの心身の発達を妨げる要素を数多く含んでいます。とくに “メディア漬け” の状態は、子どもにとって “百害あって一利なし” です。メディアとの上手な付き合い方を考えてみましょう。
2011年7月15日
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン Q&A(改訂第二版)
本年1月に掲載したQ&Aの改訂版をお届けいたします。
<ヒブワクチン = アクトヒブ>
Q1 ヒブ(Hib)とはどんな細菌ですか?
A1 細菌性髄膜炎を起こすことがあります。日本では年間600人がヒブ髄膜炎にかかり、そのうちの20~30人が死亡し、100人以上が重い後遺症(麻痺、けいれん、難聴、知能障害など)を残します。
<ヒブワクチン = アクトヒブ>
Q1 ヒブ(Hib)とはどんな細菌ですか?
A1 細菌性髄膜炎を起こすことがあります。日本では年間600人がヒブ髄膜炎にかかり、そのうちの20~30人が死亡し、100人以上が重い後遺症(麻痺、けいれん、難聴、知能障害など)を残します。
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