花粉症といえば、春のスギ、ヒノキ(樹木花粉)が有名ですが、夏から秋にかけて飛散するブタクサ、ヨモギなどの草本花粉にも注意が必要です。とくに南関東にはブタクサやヨモギの群落が多く、患者数も多いとされています。ブタクサとヨモギは共通抗原性が高く、たとえばヨモギ花粉症の方の約90%はブタクサにも交差反応を示します。