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2018年6月22日
抗菌薬は肺炎・中耳炎を予防できない
ほとんどの風邪に抗菌薬(抗生物質)が効かないことは、医師のみならず医学生でも知っている常識です。風邪の原因の9割はウイルス感染症であり、ウイルスに抗菌薬は効きません。それにもかかわらず、風邪に対して、とくに熱があったりすると、「念のために」と称して「セフジニル」「フロモックス」などの抗菌薬を処方する医療が今もなお横行しています。言うまでもなく、抗菌薬に解熱作用はありません。薬を飲んだことで風邪の熱が下がったように見えても、それは自身が持つ免疫反応(抵抗力)の結果です。
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