2008年8月3日

熱中症を防止しよう

 連日の猛暑の中で、熱中症にかかる人が続出しています。熱中症とは、高温多湿の環境下で発症する障害の総称です。血圧低下と脳血流の減少で起こる「熱失神」、脱水による頭痛、めまい、吐き気、倦怠感などの「熱疲労」、脱水に加えて塩分の補給不足で起こる四肢筋や腹筋の「熱けいれん」、体温の調節機能が破綻して脳神経の働きが失われ、ときに死に至る「熱射病」の各病型があります。