2015年6月7日

おたふくかぜワクチンの大切さ

 おたふくかぜは流行性耳下腺炎(英語名 ムンプス)の別称で、小児期の代表的な感染症のひとつです。飛沫または唾液の接触により、人から人に感染します。1人の感染者が周囲の人に二次感染させる再生産数は4〜7人です。おたふくかぜは毎年地域的な小流行があり、3〜4年に一度は大規模な流行があります。前回が2010〜11年だったので、次の流行は近いと予想されます。大和市において5月頃から、おたふくかぜに罹ったと思われる児がときどき来院しています。そろそろ要注意かもしれません。