2011年8月1日

舌小帯短縮症

 舌の裏側の真ん中で、口の底に向かって伸びる膜状のヒダを舌小帯(ぜつしょうたい)といいます。舌小帯は通常、舌の後方に付着していますが、人によってはやや前方(舌の先端部に近い所)に付着し、この場合は舌の前方と上下への動きが制限されます。この状態を舌小帯短縮症といいます。ほかに舌癒着症、舌硬直症、短舌症など、診療科によってさまざまな呼び名があります。