2015年11月6日
ノロウイルスについてもっと知ろう
毎年秋から冬(11〜3月)にかけて、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行します。感染性胃腸炎の原因となる微生物は多種にわたりますが、ノロウイルスはその半分以上を占めていいます。これからの季節、世間を大いに騒がせるノロウイルスについて解説します。
2015年9月13日
インフルエンザワクチン 2015年 最新情報
毎年流行するインフルエンザウイルスには4種類があります。A型2種類とB型2種類です。
A (H1N1) … 2009年にブレークした、いわゆる新型
A (H3N2) … 1968年以来流行が続いている、いわゆる香港型
Bビクトリア系統
B山形系統
A (H1N1) … 2009年にブレークした、いわゆる新型
A (H3N2) … 1968年以来流行が続いている、いわゆる香港型
Bビクトリア系統
B山形系統
2015年6月7日
おたふくかぜワクチンの大切さ
おたふくかぜは流行性耳下腺炎(英語名 ムンプス)の別称で、小児期の代表的な感染症のひとつです。飛沫または唾液の接触により、人から人に感染します。1人の感染者が周囲の人に二次感染させる再生産数は4〜7人です。おたふくかぜは毎年地域的な小流行があり、3〜4年に一度は大規模な流行があります。前回が2010〜11年だったので、次の流行は近いと予想されます。大和市において5月頃から、おたふくかぜに罹ったと思われる児がときどき来院しています。そろそろ要注意かもしれません。
2015年5月20日
ビタミンD欠乏症が増えている
食生活が豊かになった現代社会で、「ビタミンD欠乏性くる病」に罹る乳幼児が増えています。栄養不良を象徴するような過去の病気が、なぜ今ごろになって復活したのでしょうか。その背景には、食生活の偏りと日光照射の不足があります。新たな現代病になりつつある、ビタミンD欠乏性くる病について概説いたします。
2015年3月22日
2015年1月15日
インフルエンザの疑問・誤解にお答えします
今季はインフルエンザの流行入りが例年よりも1ヶ月早く、年末年始ですでに流行のピークに達しようとしています。現在の主流はA香港型です。このあとB型が出てきて流行がだらだら続くのか、それともB型の流行がなく例年より早くインフルエンザが終息するのか、まだ予断を許さない状況にあります。今回はインフルエンザに関わる疑問・誤解の数々を解く話をしましょう。
2015年1月4日
2015年1月3日
母子感染の防止対策 (1) サイトメガロウイルス
妊婦から胎児に母子感染する病原体はいくつもあります。風疹ウイルスの怖さはよく知られていますね。では、サイトメガロウイルス、トキソプラズマは御存知でしょうか。本稿では、意外と知られていない、しかし胎児に重大な影響を及ぼしうる、これら二つの病原体について概説します。第一報はサイトメガロウイルスです。
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